第1回 / 基礎コース 全3回

はじめての Claude Code

AIが「会話相手」から「仕事のパートナー」に変わる日
Claude Code パーソナル講座 | 講師: 山本 朋美
オンライン / 対面(120分)

今日のゴール

この2時間が終わったら、こんなことができるようになります

今日の持ち帰り成果物: Claude Code で作った自分用のファイル(自己紹介文 or 業務テンプレート)

今日の流れ(120分)

時間内容形式
00:00 - 00:10自己紹介・ゴール確認対話
00:10 - 00:35AIツールの世界を知ろう座学
00:35 - 00:55Claude Code をセットアップしようハンズオン
00:55 - 01:05休憩
01:05 - 01:20リスクと安全な使い方座学
01:20 - 01:50AIに最初の仕事をさせようハンズオン
01:50 - 02:00まとめ・次回予告対話
01

AIツールの世界を知ろう

ChatGPT、Gemini、Claude… 何が違うの?

いま使えるAIツールたち

名前はたくさんあるけど、大きく分けると2タイプです

チャット型AI

  • ChatGPT(OpenAI)
  • Gemini(Google)
  • Claude(Anthropic)

ブラウザで使う。質問すると答えてくれる。
→ 「会話相手」

エージェント型AI

  • Claude Code(Anthropic)
  • GitHub Copilot Agent
  • Cursor / Windsurf

PCの中で動く。ファイルを作ったり編集したりできる。
→ 「仕事のパートナー」

「会話相手」と「仕事のパートナー」の違い

チャット型AI(ChatGPT等)

・ブラウザで使う
・テキストのやりとりだけ
・ファイルは「アップロード」する
・結果は「コピペ」で取り出す
・PCの中身は見えない

Claude Code(エージェント型)

・PCの中で直接動く
・ファイルを作る・編集する・削除する
・フォルダの中身を読める
・コマンドを実行できる
あなたのPCを操作するアシスタント

身近なたとえで理解しよう

チャット型AI = 電話相談

電話で質問する → 答えをもらう → 自分で作業する

「こういう書類が必要なんですけど…」
「こんな感じで書くといいですよ」
自分でWordを開いて打ち込む

Claude Code = 隣にいるアシスタント

指示する → アシスタントが作業する → 確認する

「この書類作っといて」
「はい、作りました。確認お願いします」
AIが直接ファイルを作ってくれる

「ローカル」と「クラウド」って何?

この2つの違いがわかると、Claude Code の凄さがわかります

クラウド ☁️

= インターネットの向こう側

・Google Drive、iCloud、Gmail
・ChatGPT、Gemini
・データは「どこかのサーバー」にある
・ブラウザがあればどこでも使える

ローカル 💻

= 今触っている自分のPC

・デスクトップのファイル
・Documentsフォルダの中身
・ExcelやWordのファイル
・ネットがなくてもアクセスできる

Claude Code はローカルで動く → あなたのPCの中のファイルに直接アクセスできる

なぜ Claude Code を学ぶのか?

作業が終わる

チャットAIは「やり方」を教えてくれる。
Claude Codeは「やってくれる」
書類作成、データ整理、調査…
AIが実際に手を動かす。

あなた専用になる

あなたの業務内容を覚えさせる。
よく使う作業を「スキル」として登録。
使うほど賢くなる
自分だけのAIアシスタントに。

つながる

Gmail、Googleカレンダー、
LINE、スプレッドシート…
普段使うツールと連携して
業務を自動化できる。

AI ツール比較まとめ

ChatGPTGeminiClaude(チャット)Claude Code
動く場所ブラウザブラウザブラウザ自分のPC
ファイル操作×××○ 作成・編集・削除
外部連携プラグインGoogle系×○ MCP で何でも
カスタマイズGPTsGemsProjects○ スキル
難易度簡単簡単簡単やや高い(今日学ぶ!)
02

Claude Code をセットアップしよう

一緒にインストールして、最初の対話をしましょう

セットアップに必要なもの

必須

  • Mac または Windows PC
  • Anthropic のアカウント(claude.ai)
  • Pro プランまたは Max プラン(月額$20〜)
  • インターネット接続

あると便利

  • VS Code(エディタ)
  • GitHub アカウント
  • マイク(音声入力に使う)
VS Code って何? テキストやコードを書くためのソフト。WordのプログラマーVerみたいなもの。無料で使えます。

「ターミナル」って何?

Claude Code はこの「ターミナル」の中で動きます

普段の操作

マウスでクリック
フォルダをダブルクリックで開く
ファイルをドラッグ&ドロップ
視覚的(GUI)

ターミナル

文字で指示を打つ
「このフォルダを開いて」→ コマンド入力
「このファイルを作って」→ コマンド入力
テキスト操作(CLI)

怖がらなくて大丈夫! Claude Code が入ったら、ターミナルに「日本語で話しかけるだけ」で操作できます
ハンズオン

一緒にセットアップしましょう(20分)

  1. 1ターミナルを開く(Mac: Spotlight → 「ターミナル」)
  2. 2Claude Code をインストール
    npm install -g @anthropic-ai/claude-code
  3. 3claude と入力して起動
  4. 4Anthropic アカウントでログイン
  5. 5「こんにちは!」と話しかけてみる
うまくいかなくても大丈夫! エラーが出たら一緒に解決しましょう。セットアップは一番つまずきやすいポイントです。

Claude Code との最初の会話

セットアップが終わったら、こんな風に話しかけてみましょう

あなたが入力
こんにちは!私は[あなたの名前]です。
[あなたの仕事内容]をしています。
今日からよろしくね!
ポイント: Claude Code は「ただのツール」ではなく「対話相手」。 普段の言葉で話しかけるだけでOKです。敬語でも、タメ口でも、どちらでも。

Claude Code の画面の見方

入力エリア

画面の一番下。
ここに指示(プロンプト)を打つ。
Enter で送信。
音声入力も可能!

出力エリア

AIの回答が表示される。
ファイル操作の時は
「〇〇を作ります。許可しますか?」
必ず確認が入る

許可のダイアログ — Claude Code がファイルを作る/編集する/コマンドを実行する前に、 必ず「やっていいですか?」と聞いてきます。これが安全装置です。

☕ 休憩(10分)

ここまでで質問はありますか?
後半はリスクの話と、実際にファイルを作る体験をします
03

リスクと安全な使い方

便利だからこそ、知っておくべきこと

Claude Code は何ができるのか(=何が怖いのか)

便利なこと

  • ファイルを作成する
  • ファイルの中身を読む
  • ファイルを編集する
  • フォルダを整理する
  • コマンドを実行する

注意が必要なこと

  • 間違ったファイルを上書き
  • 意図しないフォルダに保存
  • 大量のファイルを一括変更
  • ネット上に情報を送信

絶対ダメなこと

  • パスワードを教える
  • 個人情報を含むファイルを
    無防備に扱う
  • よくわからない操作を
    全部許可する

安全に使うための3つの約束

安心ポイント: Claude Code は勝手に動かない。すべて「あなたの許可」が必要です。

許可の仕組み — 実際に見てみましょう

Claude Code が何かする前に、必ずこんな確認が出ます

Claude Code の表示例

📝 ファイルを作成します: /Users/あなた/Documents/自己紹介.md

内容:
# 自己紹介
私は〇〇です。...

[ ✓ 許可 ] [ ✗ 拒否 ] [ 編集して許可 ]
3つの選択肢: 「許可」「拒否」「内容を変えてから許可」— いつでもコントロールできます
04

AIに最初の仕事をさせよう

実際にファイルを作ってもらう体験

これからやること

Claude Code を起動
指示を入力
AIがファイルを作成
許可して完成!

ワーク A: 自己紹介文を作る

AIに自分の自己紹介文を書いてもらい、ファイルとして保存する

ワーク B: 業務テンプレートを作る

自分の仕事で使えるテンプレート(議事録、チェックリスト等)を作る

どちらか好きな方を選んでください。 もちろん両方やってもOK!
ワーク A

自己紹介文を作ってもらおう(15分)

以下のプロンプトをClaude Codeに入力してみましょう(アレンジ自由!)

入力するプロンプト
私の自己紹介文を作って、ファイルとして保存してください。

【私の情報】
・名前: [あなたの名前]
・仕事: [あなたの仕事]
・得意なこと: [得意なこと]
・趣味: [趣味]

保存先は デスクトップ の「自己紹介.md」にしてください。
ワーク B

業務テンプレートを作ってもらおう(15分)

自分の仕事で「毎回同じ形式で書くもの」をテンプレート化してみましょう

入力するプロンプト例
[議事録 / チェックリスト / 日報 / 見積メモ] のテンプレートを作ってください。

【要件】
[業界/業務の簡単な説明]で使います
・必要な項目: [日付、参加者、決定事項...]
・Markdown形式でファイルとして保存してください
・保存先はデスクトップにお願いします
🎉 ファイルが作れましたか?

たった数行の日本語を打つだけで、
AIがファイルを作ってくれました。

これが「エージェント型AI」のパワーです。
この先、もっとすごいことができるようになります。

ここまでのよくある質問

Q: 間違ったファイルを作っちゃったら?

「今作ったファイルを削除して」と言えば消してくれます。やり直しは何度でもOK。

Q: 日本語で話しかけていいの?

はい!日本語で完璧に通じます。英語を使う必要は一切ありません。

Q: お金はどのくらいかかるの?

Anthropic Pro プラン 月額$20(約3,000円)。使用量の上限があり、超えると一時停止します。

Q: Macじゃないとダメ?

Windowsでも使えます!VS Code拡張版もあるので、環境に合わせて選べます。

今日のまとめ

持ち帰り成果物: デスクトップに保存した自己紹介文 or 業務テンプレート ✓

次回までにやってみてほしいこと

基本(5分でできます)

Claude Code を起動して、
「今日の日報を書いて」と頼んでみる。

→ 日常の作業を1つだけ試してみる

チャレンジ(余裕がある人)

「〇〇について調べてまとめて」と
リサーチ系の指示を出してみる。

→ どんな精度で返ってくるか観察する

コツ: 「これ、AIにやらせたらどうなるかな?」と思ったら、とりあえず試す。失敗しても何も壊れません。

次回予告 — 第2回: AIに上手に伝える技術

次回学ぶこと

  • プロンプト(指示の出し方)のコツ
  • コンテキスト=背景情報の伝え方
  • CLAUDE.md で「自分専用設定」を作る
  • 料金プランと使用制限の賢い使い方

次回の成功体験

「同じ質問でも、伝え方を変えるだけで
AIの回答の質が劇的に変わる

→ その体験を一緒にします

実践コース(4〜8回目)のチラ見せ: 見積書の自動作成、動画編集、スプレッドシート自動化、LINE連携…など、 実務で即使えるワークショップが待っています!

お疲れさまでした!

第1回: はじめての Claude Code — 完了

次回: AIに上手に伝える技術(コンテキストエンジニアリング)

ご質問はいつでもお気軽にどうぞ — LINE / メール / 次回の講座で

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